2074

樟南高校での授業の様子を少し紹介します

高校での学習は、中学校時代より細かい内容に触れたり全く新しい概念を学んだりします。授業スピードは皆さんの内容理解を考慮しつつも、中学校時代に比べると総じてやや速く感じるかもしれません。

どの教科も専門色が濃くなり、学ぶ中身も多いです。例えば、高校で学習する「理科」は中身が細分化されて「物理」「化学」「生物」「地学」となります。それぞれ細分化された科目の名前で、その領域を深く学んでいきます。

以下、物理・化学・生物・地学の授業の一コマを紹介します。

物理では「力学」「熱」「波」「電磁気」「原子」のそれぞれについて、理論的に学んでいきます。数式を使って問題を解決することが多くなるのが特徴です。

化学は「理論化学」「無機化学」「有機化学」が大きな柱となります。酸化と還元のような物質の変化、酸素や水素など皆さんが知っているであろう様々な物質など、”物質”について様々な角度から学習します。

生物ではミクロ・マクロの両方の立場から話をしていきます。ただ用語を覚えるだけではなく、最新の生物事情に触れたり、実験を行ったりして生物を多角的に理解します。

地学は地球が関わるあらゆる項目について話をします。例えば、地震・火山・地質・地球史・大気・海洋・天気・宇宙・地球環境問題など、扱う項目は盛りだくさんです。

 

中には、自分達が動いて高度な技術を獲得する実習主体の授業もあります。商業科と工業科においては「課題研究」の授業があります。生徒がチーム(班)を作り、企画・調査・作成など行って、最終的には1年間の成果について発表大会を行います。

今年度も商業科と工業科の課題研究発表大会が行われました。ぜひそちらも読んでもらえたらと思います。

商業科課題研究発表大会の様子      工業科課題研究発表大会の様子

 

物事を深く学びそれを確実に理解することが、時にハードに感じることもあるでしょう。しかし、高校でいろいろな教科・科目を学んで知識を獲得していくことは今後の皆さんの人生にとって大きな意味を持つことと思います。樟南高校での日々の授業を通じ、幅広い知識を得てください!また、実技系の授業についても積極的に参加し、スキルアップを目指しましょう!

«

»