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まもなく新年を迎えるこの時期、本校では恒例となっている校舎のワックス作業を、昨日から本日にかけて実施しました。昨日は、各教室のワックス作業からスタート。机や教卓をすべて廊下へ運び出し、床をほうきで丁寧に清掃した後、雑巾がけを行いました。寒さの残る中でしたが、生徒たちは黙々と、そして真剣な表情で作業に取り組み、教室一つひとつを心を込めて磨き上げていきました。仕上げにワックスを塗り終えた教室は、見違えるほど美しく生まれ変わりました。



そして本日午後からは、各部活動生と生徒会の皆さんが中心となり、廊下や特別教室、カフェテリアなどのワックス作業を行いました。それぞれが自分の持ち場に分かれ、声を掛け合いながら、協力して床を磨く姿はまさに圧巻。作業後の床は、まるで張り替えたかのように輝きを放ち、校舎全体が新しい息吹に包まれました。





業者に依頼すれば簡単に済む作業かもしれません。しかし、本校では20年以上にわたり、「自分たちの学び舎は自分たちの手できれいにする」という想いのもと、あえてこの作業を続けてきました。そこには、母校を大切に思う気持ち、仲間とともに汗を流す達成感、そして受け継がれてきた誇りある伝統があります。



このワックス作業は、まさに樟南のモットー「がんばれば感動、今日も明るく精一杯」
を体現する時間となりました。


校舎を磨き上げることで、心も新たに新年を迎える準備が整いました。




協力してくれた各部活動生、生徒会の皆さん、本当にありがとうございました。これからも、自分たちの学び舎を大切にする気持ちを忘れず、誇りをもって学校生活を送ってほしいと思います。