2605

太陽の子幼稚園クリスマスコンサート 新着

12月17日(水)時任学園プロジェクトの一環として太陽の子幼稚園でクリスマスコンサートを実施しました。

本番当日は、朝から楽器の搬入を行い、会場づくりが始まりました。大きな楽器や機材を慎重に運び込み、音響や配置を確認しながら準備を進めていきます。

先週の15日(月)に本校の多目的ホールにて演奏の機会があったこともあり、全体的に落ち着いた雰囲気の中でスムーズに作業が進みました。

準備が整うと、リハーサルを開始しました。オープニングとなるクリスマスソングをつないだスィング・メドレーをはじめ、「落ち葉舞う季節」など、本番を想定しながら一曲一曲丁寧に確認していきます。会場の響きや動線を確かめつつ、演奏者同士で細かな調整を行い、次第に本番への気持ちも高まっていきました。

そして迎えた本番。明るく軽快なクリスマスのメロディーが流れると、会場は一気に華やかな雰囲気に包まれました。『サンタが街にやってくる』や『赤鼻のトナカイ』などの親しみやすい楽曲に、園児たちは自然と手拍子をし、笑顔を見せてくれました。続いて演奏された落ち着いた楽曲では、静かに耳を傾け、音楽の変化を感じながら聴く姿も見られました。

その後は、『アンパンマンマーチ』や『あわてんぼうのサンタクロース』、『ジングルベル』など、子どもたちに人気の曲が続き、会場は大きな盛り上がりを見せました。体を揺らしたり、歌を口ずさんだりと、園児たちが音楽を全身で楽しむ様子がとても印象的でした。プログラム後半には『ベテルギウス』を演奏し、温かく心に残る雰囲気の中でコンサートは終盤へと進んでいきました。

アンコールでは『ぼよよん行進曲』を披露し、出演者と園児たちが一緒に歌い、踊る、笑顔あふれるフィナーレとなりました。

短い時間ではありましたが、音楽を通して交流を深めることができ、出演者にとっても多くの学びと元気をもらえる貴重な経験となりました。

今回訪問した太陽の子幼稚園は樟南高校と同じ学校法人時任学園が運営しています。今後も同じ系列同士、様々な場面で交流を行って、結びつきを深めることができたらと思っています。今後も時任学園プロジェクトは、学園を通した交流を大切にしながら、音楽の力で人と人をつなぐ活動を続けていきます。

太陽の子幼稚園の園児の皆さんおよび先生方、当日はありがとうございました!

«