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本日は9月22日(月)に工業科1・2年生対象の県外企業説明会が実施されました。
成豊建設株式会社
株式会社向島ドック
令和6年度 自動車工学コース卒業生 東村 大地さん(東陽建設工機株式会社)
学生時代の失敗は成績に影響する程度でしたが、社会人では小さなミスや遅れが先輩やお客さんに迷惑をかける責任の重さを痛感しました。自分の一つの行動が誰かの仕事を止めたり進めたりすることを経験し、行動に責任を持つ大切さを感じました。分からないことを一人で抱え込まず、勇気を出して先輩に「分かりません」と相談することが、想像以上のサポートと信頼につながります。新社会人は、素直に「教えてください」「ありがとう」と感謝を伝えることで人間関係が非常に良くなります。高校生も責任、相談、素直さ、感謝を意識すれば、将来の役に立つと確信していますと話してくれました。
令和6年度 電気工学コース卒業生 松尾 空芽さん(東陽建設工機株式会社)
社会人の一つの失敗は会社全体を動かし、会社の評判悪化や給料低下につながるため、学生のうちに責任感の重大さを勉強しておくべきです。社会人になって一番きつかったことは、家での掃除、洗濯、料理、買い出しなど、生活の全てを一人でこなす必要があったことです。高校生は今のうちに親の手伝いなどで生活スキルを学び、一人暮らしに備えることを勧めています。高校生活で言葉遣い、提出物の管理、感謝の気持ち、そして迷惑をかけないという基本的な意識を身につけることが非常に大切だと強調しました。高校は楽しむ場と学ぶ場を区別し、心遣い(気配り)を勉強して社会人になってほしいと締めくくりました。
東陽建設工機株式会社
企業の方々の説明を聞き漏らすまいと真剣に聞きながら、資料にもしっかり目を通している様子です。
本日の説明会は、遠方よりお越しいただいた企業様や卒業生の方々のおかげで、皆さんが今後の進路について深く考える「貴重な機会」となりました。特に、社会人としての「責任の重さ」を知り、自分の行動が周囲に与える影響の大きさを学ぶことができました。また、企業が最終的に求めるのは、「向上心」を持ち、自分を磨き上げ、集団に「貢献したい」という意欲を持つ人物です。この教えを胸に刻み、今後の高校生活を「最高の勉強できる時間」と捉え、充実した日々を送ってください。進路決定という「人生の大事な節目」は、必ず「先生たちに相談しながら」迎えるようにしましょう。
企業の皆様方、お忙しい中、ありがとうございました!
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