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本日は、9月22日(月)に行われた未来塾の様子をお届けいたします。
講師は内田 裕士先生です。内田先生は、株式会社美塾代表取締役で茨城県つくば市生まれ、素顔まで好きになるメイク教室「美塾」の創始者であり塾長です。
女性たちが自分の外見を否定していることに疑問を持ち、哲学博士と心理カウンセラーに師事していることから生まれた心理学的側面や和の精神を取り入れたドラマティックな授業内容は、上達すればするほどメイクの量も手数も減るだけでなく、自分の素顔が好きになっていくという従来のメイクとは真逆の進化を遂げ2005年に美塾を立ち上げました。
内田先生は、現在に至るまでの自分の経歴や学生生活の過ごし方や、社会に出てからの心構えや経験を詳しくそしてわかりやすくお話しいただきました。
自分の顔が好きな人、嫌いじゃない人、好きじゃない人、嫌いな人の確認をしました。
このマトリックスを利用する目的は、自分の魅力(特長)を知り、それを最大限に生かして磨くことです。従来の「欠点を隠す」メイクとは異なり、自分の魅力に興味を持ち、それを活かす考え方を持つことが、外面においても内面においても成功への近道であると述べられました。
自分の顔の魅力の特質を知るためのツールである『魅力マトリックス』からお互いの顔の種類を言い合うゲーム感覚の時間が設けられました。女性は『凛』『艶』『清』『萌』、男性は『涼』『渋』『誠』『優』の種類の中から、生徒たちは恥ずかしがりながらも相手の顔をどの部類にあてはまるかを言い合いました。お互い言い合うことで自分の顔を意識し興味をもつことができたようです。
本校の田畑 仁美先生がメイクアップデモのモデルになりました。
女子生徒は前に出て、プロのメイクを間近で見ようと興味津々の様子でした。
内田先生が提唱する美塾のメイクとは、欠点を隠すことではなく、「魅力(特長)を生かして磨くもの」です。生まれ持った姿形に関わらず、この考え方を実践すれば「全員が魅力的に」なれるとし、自分の魅力に興味を持つことが、外面においても内面においても成功への近道であるとおっしゃっておりました。
鏡を見て一言「いいですねぇ~!!」と満足の様子でした。
満面の笑みの田畑先生です。
吹奏楽部顧問である田畑先生ですが、吹奏楽部の生徒からは「輝いて見えます!」と感想を言ったら会場は笑いに包まれました。
内田先生は、生徒たちに対して、最も重要で今日からできることとして、「顔を愛するように触る」ことを提案しました。これはお金も時間もかからず、実践すればお肌が綺麗になる方法です。「愛」は湧いてくるものではなく「姿勢(取り組み)」であり、「顔を愛するように触る」という行為は、自分が自分を愛する最初の機会になりうると説明しました。
自分のことを好きななれない、自分に自信がない、そう思っている人がいるかもしれません。ここから自分の魅力に興味を持ち続けるか、欠点を興味をもってしまうかで、人生は大きく変わります。特に女性は、自分ことが好きになれてからの人生がおもしろいです。自分の魅力に興味をもち、活かすことを考えてくださいと述べられました。
外見や内面の「魅力」に焦点を当て「メイクとは魅力を活かし磨くもの」であるという考え方を強調し、自己肯定感と前向きな人生の創造ができるように促してくれました。
内田先生の話しを少しでも吸収し、今後自分の魅力を活かし、これからの学校生活や将来の社会人生活にしっかりと役立ててほしいと思います。
内田先生、お忙しい中、ありがとうございました!