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学校法人都築教育学園第一工科大学(霧島市)と学校法人時任学園樟南高等学校との間で、高校教育と大学教育の活性化を深めるため「高大連携締結」が結ばれて、昨年に引き続き「高大連携体験学習」が先週の10月31日(金)に第一工科大学で実施されました。第一工科大学には、自動車について専門的に学べる機械システム工学科があり、今回は本校の自動車工学コース2年生がお伺いさせていただきました。その様子をお届けいたします。

第一工科大学で模擬講義や施設見学し、自動車や整備の社会的役割への理解を深め、進路の一助にする目的です。

2021年に第一工業大学から第一工科大学に改名し、進化し続ける大学を掲げ、様々な分野のサイエンスを重視し、AI教育を取り込み、より深く学んで研究していくことが第一工科大学の特徴です。

各学科の説明、2026年4月に新たに開校する鹿児島中央キャンパスの紹介、スクールバスや寮などの紹介がありました。









満丸教授による特許や商標など権利の講義、ワークショップ形式で新入社員研修にも取り入れられている「ペーパータワーチャレンジ」10枚のようしをどれだけ高く時間内に立てられるかを楽しみながら取り組んでいる様子でした。










東條助教授による自動車業界の未来にについて、日本が保有している自動車の数や就業者数をクイズ形式で生徒に問いかけていました。









自動車実習場見学の様子です。カットモデルのミッションやエンジン、4年生が実習でおろしたエンジンや車両から取り外されたエアコンシステムといった生徒たちが日常と異なる学習経験をすることで、より深い知識と経験が得られたかと思います。
上級学校への体験学習で最初は緊張気味の生徒の様子がうかがえました。ただ、講師の先生の丁寧でわかりやすい講義は、緊張を興味と楽しさに変えていただきました。和やかな雰囲気で自動車の最先端を知ることができたようです。
本日はお忙しい中、ご協力いただきました学校法人都築教育学園第一工科大学の関係者の皆様、誠にありがとうございました