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研究授業 新着

本校ではよりよい授業を実施するため研究授業を行い、教科指導力のパワーアップをはかっています。本日は、10月24日(金)に行われた城戸先生の実習の研究授業の様子をお届けいたします。

授業では、実習と講義を組み合わせながら、車両構造や整備技術についての理解を深めました。

まずは、前回の授業の復習であるブレーキ装置の特徴と実習でのポイントをわかりやすく説明し、安全に作業を行うために服装や工具の使い方などを確認しながら説明していました。

まずは、見本として城戸先生が生徒に作業手順を分かりやすく説明している様子です。

生徒たちが協力して、ポイントを確認しながら、ブレーキパッドの脱着と測定に挑戦している様子です。

ブレーキパッドの取付け状態を先生に確認してもらっている様子です。

また、作業効率を上げるためのアドバイスを先生にもらい、考えながら作業に取り組んでいる様子です。

ボルトの締め付けがあまいと異音などの原因になるので、最後にボルトの締めつけ確認を先生に確認してもらっている様子です。

生徒たちは、普段の授業で身につけた知識をもとに、ブレーキ系統の仕組みなどを丁寧に確認しながら作業に取り組んでいました。

自動車整備士は点検だけでなく部品交換を提案し安心してお客様に車に乗っていただけるよう心がけています。前回と今回の点検にもとづいてお客様に最適な提案ができるように最善を尽くすように生徒に伝えました。

問診:お客様が普段どのように車を使用するかどんな道を走行するかを聞き、点検結果と問診で判断します。

ブレーキパッドを交換した方がいいか、交換しなくていいかをグループで話し合い結論を出す時間が設けられました。

校長先生にお客様役をしていただき実際に点検結果を生徒に実演してもらいました。生徒は緊張しながらもしっかり班で話し合ったことをまとめ、お客様役の校長先生へ丁寧に説明していました。

問診がしっかり出来れば提案のみならず、異音診断や原因究明がスムーズに解決できます。

最後に実習ポイントのおさらいをして、しっかりできていたのか生徒に作業を振り返りをしました。点検だけでなく、安全で安心して車に乗っていただくための提案をしっかりとすることをこの研究授業で生徒は理解できたかと思います。

教員間でも指導方法や教材活用の工夫について意見交換が行われ、より実践的で分かりやすい授業づくりを目指す有意義な時間となりました。授業後には、他教員からの助言や質疑応答もあり、今後の指導に生かせる多くの学びを得ることが出来たかと思います。

生徒にとっても、整備士としての基礎を確実に身につける良い機会となりました。

城戸先生、研究授業お疲れ様でした!

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