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本日は12月15日(月)の昼休みに多目的ホールにて、あたたかな音楽が響き渡りました。
この日、吹奏楽部によるクリスマスコンサートが開催され、ホール全体がこれから始まる演奏への期待感に包まれていました。


このコンサートは、部員たちが日々積み重ねてきた練習の成果を披露する場であると同時に、忙しい学校生活の中で、生徒の皆さんに生の音楽を気軽に楽しんでもらいたいという思いから企画されました。校内放送で流れるBGMのように、ふと耳にした音楽が心に残るそんな時間になることを願いながら、部員一人ひとりが演奏に臨みました。











オープニングは、クリスマスの名曲をつないだスウィング・メドレー。軽快で明るいサウンドが鳴り響くと、会場の空気が一気に和らぎ、自然と笑顔が広がります。リズムに合わせて体を揺らしたり、友だち同士で顔を見合わせたりと、音楽を楽しむ姿があちこちで見られました。


続いて演奏されたのは「ベテルギウス」。先ほどとは一転し、静かで深みのある音色がホールいっぱいに広がります。多目的ホールとは思えないほど集中した空気の中、生徒たちは最後の一音まで真剣に耳を傾けていました。演奏が終わると、大きな拍手が自然と沸き起こり、会場は温かな余韻に包まれました。

吹奏楽部は、数多くのコンクールやコンテストに参加し、技術を磨き続けています。しかし、こうした校内での演奏会も、部員たちにとって大切な活動の一つです。自分たちの音楽が、目の前にいる仲間の心に直接届くその喜びを感じられる、貴重な時間となりました。

音楽を通して、同じ空間と時間を共有した昼休み。多目的ホールは、この日、少し特別な場所になっていました。
なお、12月17日(水)には太陽の子幼稚園にてクリスマスコンサートも行いました。
その様子については、明日ご紹介します。ぜひご覧ください。