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下伊敷地区を歩いてみました

甲突川は鹿児島市の河川の中で一番長い川です。甲突川中流域に沿って国道3号線が通っていて、その中に下伊敷地区も含まれています。

下伊敷地区には「栄門(えいもん)」という名称が橋や公園などにあります。栄門の歴史をたどると、昔は旧日本軍(大日本帝国陸軍)の施設があり「営門」がありました。戦後、この地域を栄える町にしようと地域の皆様が「栄門」と名付けたそうです。

栄門橋は甲突川にかかっています。写真右に見えるのはハートピアかごしまです。

近くまで来てみました。通学路としても使われています。

栄門公園です。玉江小学校はここからすぐ近くにあります。

現在は住宅街となっていますが、玉江小学校・伊敷中学校・鹿児島県立鹿児島聾学校・鹿児島県立短期大学などの教育施設や商業施設なども建ち並んでいます。特に伊敷中学校は鹿児島大学教育学部の代用附属学校として指定されており、研究公開などが行われています。

 

なお、伊敷という名称は一説によると「伊邇色(いにしき)」がなまったものといわれています。下伊敷もしくは岩崎のバス停より鹿児島聾学校方面に進むと伊邇色神社があります。

鹿児島聾学校近くに伊邇色神社の入口案内があります。道は細いです。

伊邇色神社の宮司様に確認をとり、境内の撮影およびホームページ掲載の許可をいただきました。まもなく新年を迎えるということで、すでに門松が準備されていました。

樟南生の健康と活躍、そして共通テストや大学受験に挑む3年生文理コース・英数コースの皆さんの健闘をお祈りしました。

伊邇色神社の歴史が述べられていました。

伊邇色神社の宮司様、ありがとうございました。

 

由緒ある伊敷エリアから樟南高校に通学している生徒は多くいます。ここで、伊敷中学校出身で現在書道部に所属している古賀友望さん(英数コース1年)よりメッセージをもらいました。

「勉強と書道をうまく両立させて、頑張っています!国公立大学の現役合格を目指すべく、国語・数学・英語の基礎力アップを目指しています!学習内容はレベルの高い項目も多いですが、仲間と共に努力していきたいと思います!伊敷中学校の皆さんも頑張ってください!」

 

栄門の「栄」の字のごとく、皆さんがあらゆる面でますます栄えていくことを願っています!もちろん、そのためにはまず自分で事を成し、前に進んでいくことが大切です。頑張りましょう!!

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