大学へ進学しても野球部OBの躍動は続く!

鹿児島の高校野球の聖地といえば、鹿児島県立鴨池野球場(平和リース球場)を思い浮かべるのではないでしょうか。鹿児島の高校球児達は県の頂点を目指すべく、これまでひたむきに全力プレーを見せていきました。幾多の感動を在校生や周囲の方々へ与えてきたのは言うまでもないと思います。今年もまもなく夏の甲子園予選がやってきますね。

その一方で、球児達もやがては高校卒業を迎え、ゆくゆくはそれぞれの道に進むことになります。本校の野球部員もこれまで熟慮を重ねて進学・就職とそれぞれの道に進んでいきました。大学へ進学した野球部OBの状況を調べてみると、全国から集まった精鋭達と切磋琢磨しながら野球を続けているケースが見られるようです。

 

大学へ進学した本校野球部OBの最近の話題といえば、第71回全日本大学野球選手権(令和4年6月)の準決勝で、松本晴さん(大阪市立花乃井中学校出身、平成30年度未来創造コース卒業)が先発し、試合を作ったことがあげられます。松本さんは本校に入学しエースピッチャーとして活躍した選手です。卒業後は亜細亜大学へ進学しました。途中けがもありましたがそれを乗り越え、大学野球で活躍しています。

第71回全日本大学野球選手権の決勝は亜細亜大学と上武大学の対戦でした(亜細亜大学が勝利、優勝)。上武大学には外野手の石澤凛汰郎さん(阿久根市立鶴川内中学校出身、平成30年度未来創造コース卒業)が在籍しており、この選手権でも試合に出場して奮闘していました。

下は石澤さんが高校1年のときの写真になります。

大学野球部はいわゆるサークル活動とは違い、全国の強豪とうたわれる高校から優秀な選手が集まります。そこでレギュラーを獲得するのは至難の業とも言えるでしょう。しかし、高校以上にハードな練習を耐え抜き、レギュラーを勝ち取って、全国選手権クラスの場に立っているのは「すごい」の一言に尽きるのではないでしょうか。

 

上記で紹介した野球部OBの二人は現在大学4年生です。二人以外にも、現在他の大学で頑張っていらっしゃる野球部OBの方々も含めて、卒業後の進路(夢)に向かって精進されることを本校から祈願しています!

松本さんや石澤さんと同級生である安齋侑将さん(東京都新宿区落合第二中学校出身、平成30年度未来創造コース卒業)は、現在本校で高等学校保健体育の教員免状が取得できるよう教育実習を頑張っています。ここで、安齋さんのコメントを紹介します。

「晴や凛汰郎の頑張りに拍手を送りたいと思います!自分も負けないように頑張ります!!」

なお、令和3年度日本学生野球協会賞をいただいた甲子園出場の立役者の一人であるエースピッチャーの西田恒河さん(さつま町立宮之城中学校出身、令和3年度未来創造コース卒業)は龍谷大学へ進学しました。

本記事をご覧の皆さんが樟南高校に持っているであろうイメージや印象の一つに「野球」があると思います。本校野球部は令和3年(2021年)に夏の甲子園大会に20回目の出場を果たしました。平成6年(1994年)には夏の甲子園で準優勝を経験しています。

本校野球部は「強い樟南高校」の立役者であり続けられるよう、そして人間的な強さも獲得できるように、さらに努力を続けて参ります。樟南高校野球部を厳しくも温かく見守ってくださいますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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