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高校化学で学習する一端を紹介します!

高校で学ぶ理科は「物理」「化学」「生物」「地学」4つの領域に分かれ、領域に沿って中学校時代よりも奥深く学ぶことになります。

「化学」の説明をすると以下の図となります。下に記載してある項目から順序立てて学習していきます。

 

 

さて、高校の理科を学ぶ上ではサイエンスの共通言語である元素記号を前提の知識として話を進めていくことが多いです。中学生のときに学習してすでに知っているという方も多いと思います。

高校化学で学習する話をすると、物質を構成する微粒子を原子といいます。そして、物質を構成している原子の種類を元素といい、その元素は元素記号を用いて表されます。

その元素記号を特定の約束に従ってまとめた表が「元素の周期表」です。

 

 

元素記号の由来はラテン語や英語などの元素名の頭文字、あるいは頭文字とその他の一文字の組み合わせからとられたものが多いです。

例えば、鹿児島県の霧島地区には硫黄がところどころで見られます。硫黄はラテン語・英語ともに「Sulfur」と表し、その頭文字をとってSと表記します。

なお、上の写真には載っていませんが、2016年に日本の理化学研究所が合成に成功した元素が「ニホニウム(元素記号 Nh)」という名称となり、日本発アジア初の元素が周期表に加わったというニュースは大きな話題になりましたね。

 

このように詳しい話を高校の授業では展開していきます。理科に限らず、各教科の勉強で分からないことがあれば質問をして解消に努め、学力向上に努めてほしいです!

樟南高校の先生方は皆さんの進路実現のため、全力で皆さんをサポートします!

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