

2540
本日、本校の卒業生が来校してくれました!
児玉 祥吾さんです。児玉さんは、平成28年3月に機械工学コースを卒業後、JR東海に就職し、11年目となります。高校時代は剣道部に所属。現在は鉄道運転士にとって国家資格「動力車操縦者運転免許証(甲種電気車)」を取得したとの報告で来校していただきました。
この「甲種電気車運転免許」は、在来線の電車や運転できる資格であり、鉄道運転士としての第一歩となる大変重要な免許です。取得には、鉄道会社での厳しい訓練を経て、国土交通省が実施する筆記試験・実技試験・適性検査に合格しなければならず、その難易度は非常に高いものです。さらに、会社内で選抜された社員しか受験できないため、実際に取得できる人は限られています。まさに鉄道業界の専門職としての登竜門であり、「鉄道業界の花形」と言える存在です。
時任 保彦理事長に資格取得の報告をし、当時のことを振り返りながら近況を伝えていました。
実際の児玉さんが勤務している様子です。
児玉さんからコメントいただきました!
「高校で頑張ったことは資格取得です。今思えば、資格取得という結果も大事でしたが、取得に至るまでの努力(過程)はもっと大事だと思います。高校時代に培われた力が社会人になっていきていると感じています。頑張れば感動を胸に、日々の運転では、多くのお客様を安全に目的地まで届ける責任を強く感じています。安全第一を胸に刻み、運転士として成長していきたいです」と語ってくれました。
最後は時任 保彦理事長と一緒に撮影にご協力いただきました。お忙しい中、ありがとうございました。
在校生にとって、夢に向かって努力し、資格を手にした先輩の姿は、大きな励みとなったはずです。これからも鉄道を支える運転士としての活躍を、心から期待しています。