:
2563

本日は、10月3日(金)に文理・英数コース1年生対象に行われた進路講演会の様子をお届けいたします。

講師は、株式会社ベネッセコーポレーション九州支社の松野 光輝先生です。

講演の目的は、生徒たちに迫る文理選択の重要性を伝え、将来の進路やキャリアを見据えた選択ができるよう促すことです。








私たちが高校を卒業し、大学を経て出ていく社会は、変化のスピードがものすごく速く、何が正解かが分からない複雑な時代です。目まぐるしく変わる社会環境に対応できる力を身につけることが、今、高校での学びを通じて求められています。








この変化の激しい社会の中で、後悔のない選択をするためには、まず「自分を知る」ことが大切です。自分が何に興味があり、どのようなことにワクワクするのか、興味関心を理解することが進路選択の鍵となります。特に、講師の松野先生が強調されたのは、「名詞ではなく動詞で考える」という視点です。


「○○になりたい(名詞)」ではなく、「誰かを助けること(動詞)に喜びを感じる」「人からありがとうと言われること(動詞)にやりがいを感じる」**といった、具体的な行動や価値観から、自分にとって理想的な活躍の仕方を見出すことが重要です。




大学は単なる「勉強」をする場所ではなく、「学問」をする場所です。大学では、自分で問いを立て、専門的な知識や技術を駆使してその問いを解決に導くことが求められます。




文系であっても、国立大学を目指す以上、共通テストでは国数英理社情報(6教科)の全てが必要であり、また、理系の分野に進む際も英語は必須のツールです。安易に苦手科目があるという理由だけで文理を選ぶと、将来、学びたい分野を選べず後悔する可能性があります、。

最後に文理選択は、未来のキャリアの土台を築くための第一歩です。今回の講演会を通じて得られた「社会を知る」「自分を知る」「進路・キャリアを考える」という3つのステップを活用し、スタディーサポートの結果(進路エンゲージメント)なども参考にしながら、改めて自分自身の関心と適性、そして将来への目標を見つめ直しましょう。

松野先生は、社会の変化と自己理解の必要性を説き、文理選択が単に科目を決めるだけでなく、その後の進路、キャリア形成に直結する重要なステップであることを強調していました。また、生徒が自身の興味・関心を「名詞」ではなく「動詞」で考えることの重要性や、学力テスト(スタディーサポート)の結果を活かした具体的な自己分析の方法についても触れらていました。



松野先生が最後に伝えられた通り、今回の講演で得た多くのヒントや学びを胸に、ぜひ自分自身と真剣に向き合ってください。皆さんが将来、後悔のない進路・キャリアを選択できるよう、私たちも応援しています。日々の努力を重ねて、理想の未来を築き上げていきましょう。この貴重な機会を活かし、皆さんが後悔のない文理選択を実現し、今後の学びに邁進されることを願っています。