教育講演会 栄 和人監督 「前人未踏への挑戦」

生徒の声援の中、入場する 吉田 沙保里 選手

 

11月2日(金)、全日本女子レスリング監督 栄 和人 監督(昭和53年度 商業科卒)とロンドンオリンピック金メダリスト 吉田 沙保里 選手が来校し,講演は2,3時間目に全校生徒を対象に、『~前人未踏への挑戦~』と題して教育講演会が本校体育館で行われました。
この教育講演会は本校が来年、創立130周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として実現しました。
まず校長から講師の紹介をした上で,「栄監督や吉田沙保里選手は過去の人ではない。今現在も活躍しさらに次の目標を持っている。そういう現在進行形にある人の話を聞く機会は滅多にない,貴重な体験です」と話されました。また功績を称えたDVDを生徒は鑑賞しました。次に栄監督が講演を行いました。

栄監督は自分のレスリングの経験を話され「具体的な目標が明確になれば後は行動をするのみ。」とオリンピック選考会で自身が敗戦した苦境から立ち直ったエピソードを話され,また高校生の時からレスリングを始め今もレスリングに携わっていることについては「何かのきっかけで人間は変わることができる。そのためには周りの人間の話を聞く耳を持たないといけない。そして自分自身が変わろうと思わないといけない」と話しました。

また,講演終盤には生徒からの質疑応答があり「レスリングを通して困難や苦労があった時にどう立ち向かいましたか?」の問いに,沙保里選手は「3才からレスリングを自宅道場でしていた。逃げたくてもやるしかなかった。そういう状況の中で目標を持つことで辛い時も目標を達成することで楽しみに変えていった。」と真剣に話されました。

吉田選手,栄監督お忙しい中,来校,講演,ありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

自分の経験をもとに生徒に講話を行う栄 監督

 

記者会見会場にて
栄 和人 監督 入場  貴重な経験談を話されました
吉田 沙保里選手入場 ロンドンオリンピックの報告を行う 吉田選手
3つの金メダルを掲げる栄監督と吉田選手 生徒の要望で実現したハグ
生徒との記念撮影
記念品にサインをする吉田選手 記念品をいただきました

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